精密根管治療

根管治療とは?

根管治療とは、むし歯が歯の神経にまで達した際に行う治療です。歯の神経や血管が入った根管内を徹底的にきれいにして、薬を詰めて被せ物を装着します。短期集中治療での根管治療は、通常の根管治療と異なる点がいくつかあります。

短期集中治療で行う根管治療のメリット

通院回数が少ないため負担が少ない

通院回数が少ないため負担が少ない根管治療は、細菌に汚染されている神経や、根管内の細菌そのものを完全に殺菌してから密封することが必須となります。少しでも細菌が根管に残ってしまうと症状が進行してしまい再度、根管治療が必要となるからです。その上、根管内は非常に複雑で難易度の高い治療です。その為、何度も処置をする必要があります。保険治療で行う根管治療では平均的に1回約30分ほどの治療を4~5回程度行います。ケースや処置をする本数によってはもっと回数がかかることもあり、患者様の負担も大きくなりがちです。一方、短期集中治療で行う根管治療は1回の治療で約60~90分の時間を確保することが出来るため、治療を1~3回程度に抑えることが可能です。このように、短期集中治療での根管治療は1回の治療時間が長いものの治療回数が少ないので、患者様の負担を大きく抑えられるメリットがあります。

より精密な検査・診断を受けられる

検査・診断短期集中治療で根管治療を行う際は、CTスキャンで歯の根の状態を詳しく調べます。通常の根管治療ではレントゲンを使用するため、平面の画像しか取得できません。CTスキャンは、歯の根の太さから奥行きまで詳しく把握できます。さらに、歯の根の先に溜まった膿も立体的に確認できるので、精密な診断・治療が可能になります。

質の高い器具・機材の使用

精密根管治療に使用する器具は、拡大鏡やニッケルチタンファイルなどです。拡大鏡は視野を拡大する器具で、複雑な形状の根管を細かく確認できます。これにより裸眼と比較すると約3倍ほど拡大することができ、治療精度を高めることになります。また、ニッケルチタンファイルは柔軟性があるファイルで、細かく分岐した根管に入り込んで、感染組織を徹底的に除去します。

薬剤・MTAセメントの使用が可能

歯の根を取り除いた後は、根管内の洗浄と消毒を行うために薬剤を使用します。短期集中治療での根管治療では、効率的に根管内を清掃できる薬剤を根管の状況に応じて使い分けられます。また、根管内に詰めて細菌の侵入を防ぐMTAセメントも使用可能です。

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