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バッカルコリドーの改善

笑顔の印象を左右する「バッカルコリドー」

矯正治療は、単に前歯をきれいに並べるだけでは本当の魅力を引き出すことはできません。
表参道AK歯科・矯正歯科では、歯並びはもちろん、奥歯とのバランスや唇・顔立ちとの調和までを考慮した、口元の美しさにこだわった矯正治療を提供しています。

笑ったときに奥歯の外側と頬の間に自然に生まれる空間「バッカルコリドー」は、洗練された口元をつくるうえで欠かせないポイントのひとつです。歯並びだけでなく、こうした見た目の印象に関わる細やかな要素まで丁寧に考慮することで、より美しく調和の取れた笑顔へと導きます。

表参道AK歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりの骨格や筋肉のバランスを考え、理想的な口元を実現する治療をご提案しています。

バッカルコリドーとは

笑ったときに、口の両端の内側にできる頬の隙間のことを「バッカルコリドー」と呼びます。
この隙間が広いと、どうしても口元に影ができて暗い印象や幼い印象を与えやすくなります。
逆に、この隙間が小さいと歯がしっかり見え、明るくはつらつとした印象になることが多いです。
ただし、バッカルコリドーが大きいこと自体は病気や健康に問題があるわけではなく、必ずしも治療が必要というわけではありません。
実際、隙間があっても魅力的な笑顔の方はたくさんいます。
もし見た目が気になる場合は、矯正治療で口元のバランスを整えることも可能です。表参道AK歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりの顔全体のバランスを考えた治療をご提案していますので、お気軽にご相談ください。

バッカルコリドーができる原因

歯列弓の幅が狭いことによる影響

バッカルコリドーの大きさには、歯並びを上から見たときの歯列弓の幅が大きく関わっています。歯列弓とは、歯が並ぶU字状の曲線のことで、この幅が狭いと頬と歯の間に隙間ができやすく、バッカルコリドーが目立つ原因になります。

特に上顎の幅が狭い場合、その傾向が強くなります。このように幅が極端に狭かったり、U字ではなくV字型になっている状態は「狭窄歯列弓」と呼ばれます。狭窄歯列弓は、噛み合わせの異常や発音障害、顎関節症などのリスクを高めることもあります。

歯の傾斜や位置のズレが及ぼす影響

歯が頬側や舌側に傾いて生えている場合、バッカルコリドーが目立ちやすくなります。特に内側に傾いている歯は、頬との間に大きな隙間を作り、バッカルコリドーを広げる原因となります。さらに、歯が正しい位置からずれて生える「転位」も、歯列の狭さを強調してしまいます。

口角の位置と顔の筋肉の影響

口元の印象は、口角の位置や顔の筋肉の状態によっても変わります。口角が高い位置にあると、バッカルコリドーは狭く見えやすくなりますが、逆に口角が低い位置にあると、頬と歯の間の隙間が広がりやすくなります。顔の骨格や筋肉の付着位置が、口元の見た目に大きく影響しているのです。

バッカルコリドーの治療方法

矯正治療は、歯並びの改善だけでなく、笑ったときの口元の印象にも大きく影響します。歯並びを横に広げる治療を行うと、バッカルコリドーが引き締まり、口元がよりふっくらと自然で明るい印象に整えられます。
表参道AK歯科・矯正歯科では、見た目の美しさと機能性の両立を大切にし、バッカルコリドーにも配慮した矯正治療をご提案しています。

マウスピース矯正矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを段階的に取り替えながら、少しずつ歯を動かしていく方法です。
歯列弓の拡大量には限りがありますが、歯並びがある程度整っている方が、軽度のバッカルコリドー改善を目的として取り入れるケースもあります。装置が目立ちにくく、日常生活への影響が少ないのも特徴です。
当院では、インビザラインとインハウスアライナーという2種類のマウスピース矯正をお扱っております。

ワイヤー矯正治療

ワイヤー矯正では、歯列弓(アーチ)を側方に拡大することで、歯が並ぶためのスペースを確保します。必要に応じて一部の歯を抜歯することもありますが、全体のバランスを見ながら適切にスペースを調整することで、バッカルコリドー(奥歯と頬の間の空間)を目立ちにくくし、笑顔の印象を改善することが可能です。